3月15日(日)、千休による完全招待制の第1回「カジュアル茶会」が開催されました。
茶道の細かな作法よりも「楽しむ」ことを目的とした今回のお茶会。
当日の様子をお届けします。
「柿沼花器茶道具店」さんの4畳半のお茶室にて
今回のカジュアル茶会は、浅草にある「柿沼花器茶道具店」さんのお茶室をお借りして開催しました。
廊下を歩くと茶室に入るための「躙口(にじりぐち)」と呼ばれる小さな入口が…!
和を感じる本格的な4畳半のお茶室です。
掛け軸は「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」
「毎日が素晴らしい日。
でもその日を、良い日とするかは自分次第」という意味です。素晴らしい毎日と、素晴らしいと思える心を大切にしたいですよね。
今回、亭主を務めるのは、「千休」代表の久保田夏美さんです。
春らしい色合いのお着物がとても華やか。
茶会というと、作法や服装など、格式の高いイメージがあるのではないでしょうか?
実際、茶会は茶道経験者でないと参加することすら難しいのです。
しかし、茶室という空間やそこで流れる時間、美味しい抹茶を心から楽しめる心は、誰でも知っておいて欲しい素敵なもの。それを知る権利は誰にでもある。
そういう「抹茶をもっと身近に感じて欲しい」という久保田さんの想いから実現しました。
亭主によるお点前が始まりました。
ハチ公モチーフが可愛い!「銀座甘楽」さんの「御餅最中」
本日のお菓子は、「銀座甘楽」さんの「御餅最中」。
ハチ公にちなんだ犬型の最中はパリッと香ばしく、中には風味豊かな餡子と舌触り滑らかな求肥が入っていて、とても美味しかったです。
見た目も楽しめるこちらのお菓子は、渋谷スクランブルスクエアでの限定販売だとか。
こういった和菓子も、相手が喜ぶ姿を想像しながら選ぶそうで、茶道の楽しみ方の一つでもあるそうです。
お抹茶をいただきます。
京都宇治で育てられたお抹茶は、香りと苦味のバランスが良く、滑らかでさらっとしていて、とても飲みやすかったです。
お茶碗の絵柄を拝見するのも、茶道の楽しみの1つですよね。
桜を描いたものなど、春めいたお茶碗がたくさんありました。
私のお茶碗は、四季の花を描いたもので、色とりどりの可愛らしい花が散りばめられていました。
抹茶の味わいに舌鼓!「千休」自慢の抹茶フィナンシェと抹茶カプチーノ
再びお菓子が運ばれてきました。
こちらは千休の抹茶フィナンシェとナッツチョコレートです。千休の抹茶フィナンシェは、抹茶をふんだんに使用しており、以前大崎駅構内にてPOPUPSHOPを開催した際に限定販売されたものです。
千休の抹茶カプチーノと一緒にいただきました。
抹茶カプチーノは自宅でも、お湯に溶かすだけで簡単に飲むことができます。
ミルクパウダーをふんだんに使用しているので、濃厚で芳醇な抹茶の香り、ミルクの甘みを感じることができます。
美味しいお菓子とお抹茶をいただき、綺麗なお茶碗のデザインや質感について、同じ空間と時間を共有する方々と語り合う場はとても楽しかったです。
非日常の世界に、心から癒されるひとときでした。
柿沼花茶器茶道具店さんでは、お道具の販売も行っています。
お稽古道具から著名作家のお道具まで幅広く取り揃えられているので、是非お気に入りの作品を探してみてください。
千休の商品も、店頭で限定販売されていました。
「自宅でも美味しい抹茶を飲みたい」と購入されている方がたくさんいらっしゃいました。
オンラインでのご購入は下記リンクから承ります。
終わりに 〜千休のカジュアル茶会に縁を感じる〜
今回のカジュアル抹茶会は、2部構成で開催されました。
茶道経験者の方、YouTuberの方、ダーツプロの方、カフェを営む方など様々な方々が集まり、共通点は「抹茶が好き」ということです。
こうやって出会えたのも、何かの縁だと思います。
一期一会を大切に、これからも抹茶で整う機会を大切にしていきたいですね。
千休のカジュアル茶会は今後定期開催を予定しています。
日常の中にホッとくつろげる場を。
ここでは、作法もルールも気にする必要はありません。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
お処:柿沼花器茶道具店
所在地:〒111-0032 東京都台東区浅草3丁目21−9
アクセス:浅草駅より徒歩16分
営業時間:11:00〜17:00
定休日:月曜日、日曜日
電話:03-3876-3903
公式HP:https://kakinuma.tokyo/tearoom
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