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千休

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保育園で茶道体験クラスのスタートから卒園式まで

株式会社千休では、抹茶スイーツの開発・販売の他に、幼稚園や保育園での「茶道体験クラス」を行っています。

こどもの王国保育園西池袋園では月4回のクラスと、最後の卒園式のお披露目として親御さんにおもてなしをするというプログラムを組みました。

抹茶を楽しむことをメインとした時間を過ごすことで、茶道という伝統文化に興味をもつきっかけを幼少期に経験することで、大人になったときに少しでも記憶に残るようにしたいという想いで行っています。

茶道体験のご相談はこちらから

茶道体験クラスを始める前はこんな雰囲気でした

1. 抹茶を「苦い!」「臭い!」と言う
2. 抹茶がまずくて飲めないと言う
3. 静かにじっとしているのが苦手
4. 集中して抹茶を点てるのが苦手
5. 自分の知らないお菓子や飲み物を飲むことができない
6. ものを雑に扱ってしまう
7. 姿勢良くいることができない
8. 感じたことを恥ずかしくてうまく言葉にできない

大人の私たちでも、上記のようなことが起こってしまいます。

特に好奇心旺盛な3歳〜5歳の子供たちにとって、抹茶は未知のものなので、最初の恐怖心だったり不安はあるかと存じます。
そのため、じっとして落ち着いて物事を進めるのが苦手で騒いでしまう子や、恥ずかしくて泣いてしまう子もいました。

茶道体験クラスを行って実現したこと

私たちが茶道体験クラスを行うときに大切にしていることは3つあります。
1. やりたくない・飲みたくないことを無理に強要しない
2. 楽しむことを第一にし、しっかり作法はしない
3. なぜ茶道があるのか、なぜそう言う動きをするのかをしっかり説明する

誰でも強制されると、やりたくなくなりますよね。

好きでもない・興味もないことを強制することはありません。

これは、今まで先生をやらせていただいた保育園で学んだことでもあります。

やりたいくない場合は休んでもいいし、そばで見ててもいい。
抹茶がまずくて飲まなかったら、残してもいい。

興味をもってくれたらやってみようか…といった自主性をとても大切にしています。

「この子は全く手をつけてくれないかも…」という場合でもご安心ください。
※先生方にも茶道体験の際に、その子のサポートをしていただけると嬉しいです。

茶道体験は、お稽古ではなく、茶道の伝統文化を体験してみる時間です。

そのため作法をしっかり学ぶというよりも、その裏にある茶道の成り立ちや抹茶の魅力、人を想う心などを子供たちにつたえていきます。

ここが、よくある茶道のお稽古とはちがう点かと思います。

私たちの茶道体験クラスを子供たちが体験することで下記のような変化が出てきます!

もちろん個人差はありますが、当初に比べて、かなりかわっていく様子を直近で体感いたしました。

茶道体験クラスを受けることで、日常のお茶碗や飲み物を飲むときの意識が変化し、お友達を想う気持ちも育みます。
お茶碗やお菓子もしっかりみて、五感をつかって茶道を体験していきます。

「おうちでおばあちゃんにお茶だしたい」といって、お正月や長期休みに家族でお茶を楽しむこともできるでしょう。

こどもの王国保育園でのプログラム

西池袋と東日本橋にあるこどもの王国保育園では、年に4回、茶道体験のクラスをさせていただきました。

過去のレポート記事もあるので、ぜひご覧ください!

こどもの王国保育園にて茶道体験を行ってきました。(2020.11)
「こどもの王国保育園」西池袋園にて茶道体験の講師を勤めさせていただきました(2022.03.07)
「こどもの王国保育園」東日本橋園にて茶道体験の講師を勤めさせていただきました(2022.03.14)

こどもの王国保育園には、畳の部屋がありました。
とても素敵ですよね…!

最初は戸惑いがあったり、目をウルウルしてしまう子も多かったのですが、回を重ねるにつれて、自然と正座ができ、自然とお茶碗を丁寧に扱えるようになりました。

また年齢によってレベルを分けています。
自分のために抹茶を点ててみる、相手のために抹茶を点ててみる。

年齢を重ねることでステップアップし「やってみたい」という気持ちを作り上げていきます。

西池袋園では、4回の体験を終えたあと、卒園式で親御さんにお茶をおもてなししました。

サプライズだったので、親御さんたちは緊張した面持ちで、シンと静まりかえった空間で、お茶を点てる卒園児。

練習の成果もあってか、かなり上手にふんわりとした泡ができていました!

親御さんにお茶をだした後に、「お味はいかがですか?」と親御さんに聞いてコミュニケーションを取ります。

自分が作ったものを、「おいしい」と言いながら飲んでくれる体験は、とても嬉しく記憶に残るものです。

この相手が喜んでもらえることを考えて行動するのが「おもてなし」の原点なので、この気持ちを大人になっても持ち続けてくれたら嬉しいです!

あっという間に過ぎてゆく子供達の時間。茶道体験で大人になったときに活きる体験をしませんか?


茶道のクラスをスタートさせてから、強く感じることがありました。

それは「成長のスピード」です。

3ヶ月に1回のペースで会っていると、あっという間に子どもたちは大人への階段を登っていることを実感します。
毎回終わった後、先生たちとも「すごい成長ですね…あっという間にお抹茶をしっかり飲めるようになりましたね」と感想を伝え合うほどです。

入園してから卒園までの時間も、あっという間。

ただ不思議なことに、そんなあっという間のひとときでも保育園や幼稚園で体験したことって、大人になっても覚えているんですよね。

茶道体験では、そうやってふとしたときに、「わたしあの時茶道やったな、たのしかったな…」と思い出せたらいいなという想いを込めて行っています。
所作やマナー、人を思いやる気持ちなども自然に身について、小学校に上がってからでも日常生活に活きてくることをイメージしながら内容を組んでいます。

茶道を体験した子と茶道を体験してない子では、人やものに対する考え方が変わってくるでしょう。
また日本の伝統文化「茶道」に対する見方・考え方もかなり変わってくると思います。

素敵な大人への第一歩を踏み出せるように、茶道体験のクラスでお手伝いさせていただきます。

ご相談はこちらから

茶道体験クラス講師の経歴

なまっちゃ抹茶通販

久保田夏美
株式会社千休代表取締役

中学2年生のときに抹茶にハマり、学生時代を通して抹茶スイーツや茶道、産地に赴くなどして抹茶のある生活を過ごす。
2019年に株式会社を創業し、本当においしい抹茶の味や魅力を伝えるために、抹茶専門ブランド「千休」を立ち上げる。
グルテンフリーの抹茶スイーツやドリンクをオンラインをメインに販売。2021年から百貨店や商業施設で催事を始める。

事業をしていくなかで、抹茶が日常生活に与える影響の大きさ、茶道の魅力にも気付き、茶道や抹茶を楽しむ機会をつくる事業にも着手。
3つの保育園・幼稚園で茶道体験を実施。カフェなどでもお抹茶を飲めるように指導や開発に入る。