8月から新しくラインナップに加わった米粉の抹茶フィナンシェ〜たまゆら〜
前回は、米粉の抹茶フィナンシェの開発までのエピソードや、抹茶スイーツにかける想いをつづらせていただきました。
そんな抹茶フィナンシェに、わたしは「たまゆら」という名前(ニックネーム)をつけさせていただきました。
そもそも「たまゆら」って何?という説明から、なぜ「たまゆら」と名付けたのかをご紹介させていただきます。
千休の商品に、なぜ「名前」をつけるのか
千休の商品には、それぞれ名前が付いています。
ohayo、oyasumi、こころばかり、ごゆるりと、ほんのしるし
なぜこのような名前をつけているのかというと、名前をつけることによって我が子のように愛情をもつことができるからです。(ちょっと気持ち悪い…?笑)
ここで気をつけて欲しいのが、あくまでも「名前」であって、商品名ではありません。
商品名は、宇治抹茶ラテや、宇治抹茶のように一般的なものをつけています。
でもそれだと、どうしても他の商品と一緒であり、そして「千休」のを買いたいちなったときに想起がうまくできません。
なので、「ohayoが私は好きー!」とか「ほんのしるしですが、ほんのしるしを受け取ってください(笑)」みたいな会話が生まれるように名前をつけました。
そして、全部に、日本の奥ゆかしさがでるような言葉を選んでつけています。
「日本はもうだめだ…」とか「他の国に負けてる」とか、なんとなく右肩下がりなイメージが、私が小さい頃から植えつけられていました。
でも、私は世界にはない、絶やしてはいけない考え方が強く根付いているのが日本だと思います。
そんな日本の良さを、千休の商品の名前で伝えていきます。
「たまゆら」の意味
「たまゆら」は、漢字では「玉響」と書きます。
玉響は、昔あった勾玉同士が触れ合った時に鳴る微かな音から転じて、
「ほんのしばらくの間」「一瞬」(瞬間)「かすか」
(振りかえて思い起こせば)その状態がほんの短い時間であること
参考:https://hyogen.info/word/2843067
を意味する古語です。
・玉響な風
・たまゆらな青春
などといった、はかなさを出すときに「玉響」は使われます。
米粉の抹茶フィナンシェに「たまゆら」をつけた理由
なぜ、「たまゆら」を米粉の抹茶フィナンシェに名付けたのか。
それは、フィナンシェを食べている時間も、意識的に味わってほしいと思ったからです。
私自身のあるあるなんですが、よく「ながら食べ」をしてしまいます。
仕事をしながら…
Youtubeをみながら…
自分が食べているものには一切集中せずに、食事の時間を終えてしまうのです。
めっちゃ切ない…。
やはり衣食住に入っているくらい「食べる」ことは、身体だけでなく心の栄養にもなります。
フィナンシェを1個たべている時間は、たまゆら(ほんのみじかい)時間かもしれませんが、その時間に心を寄せて味わって欲しい。
たまゆらの時間を1日の中に入れて、心を休めて次のエネルギーにして欲しい。
そんな想いでつけました。
千休の抹茶フィナンシェを食べながら「たまゆら」を感じて
千休の商品には、すべて一つひとつに想いを込めています。
ラインナップに文章で「こういう時に飲んで欲しいな」っていう私の願いを詰めて書いてあるので、ぜひ読んでください。
そんなラインナップに新入りとして加わった、千休のフィナンシェ「たまゆら」は、前回も言ったとおり「挑戦」です。
濃厚・安心・上品な抹茶フィナンシェ〜たまゆら〜を食べながら、#たまゆら時間 を過ごしてください。
皆様の感想お待ちしております。
賞品がもらえる「#たまゆら時間」フォトコンテストを行なっています!(2021/8/18まで)