「抹茶って、なんだか敷居が高い…」
「抹茶=茶道」というイメージが先行して、なかなかお抹茶を手に取る機会は少ないのではないでしょうか?
抹茶味のスイーツやラテなどのジュースの人気は高まっているものの、いざ抹茶だけを飲むか…と言われると、「うん」と言えない人が多いです。
でも実は、抹茶は特徴的な味でありながら、様々なものと相性がいいのはご存知でしたか?
スイーツから晩御飯のお供まで、様々なことに使えるのです。
今回は、抹茶の飲み方から、活用方法まで。
毎日がもっと楽しくなる、抹茶の生活での取り入れ方についてご紹介します。
スイーツに混ぜるだけで抹茶味を演出【簡単】
抹茶の甘くほろ苦い味は、スイーツにぴったり。
- パンケーキ
- プリン
- ガトーショコラ
- チョコレート
などなど。
いいお抹茶であればあるほど、少し入れるだけで香りと色がしっかりと出てきます。
抹茶を扱うときに注意しなければいけないのが、「ダマ」になってしまうこと。
抹茶は、茶葉をすりつぶして粉末状にしたもの。
なので、砂糖や塩のように、お湯と一緒にしたら溶ける!なんてことはありません。
最初は、混ぜたことによって溶けているように見えるかもしれませんが、しばらく置くと沈殿している…なんてこともある、少し扱うのが難しいのが抹茶です。
そんな抹茶を使う時は、しっかりと茶こしなどの網めになっているものでこして、細かくするようにしましょう。
また生地系のものは、小麦粉などの粉を入れるタイミングで、一緒にいれてしまうとダマになるのを防ぐことができます。
もう1つの方法として、1回お水かお湯などで、溶かしておくことです。片栗粉と同じ感じで扱っていただくと、混ぜるときにダマになりにくいです。
上から抹茶をかけて、料理に新しい彩りを…
抹茶の緑色は、他の食材にはない深みと彩りを料理に与えてくれます。
茶こしを使って、上からさらさらとかけるだけで一気に上品な見た目に。
私がいつもやっているのは、コンビニのアイスに混ぜること。
バニラやチョコレートのアイスクリームにかけることで、一気に贅沢な味わいを体験できます。
抹茶は火にかけたりすると、どうしても風味が薄れてしまうもの。
抹茶をかけることによって、風味が失われず、口に入れる瞬間にふわっと抹茶の匂いが漂います。
抹茶本来の味や香りを楽しみたいという抹茶大好きな方は、抹茶を上からふりかけてみてください。
(ちなみに抹茶スイーツに抹茶をさらにかけることを、ちまたでは「追い抹茶」と言われています(笑)。)
お塩やソースを抹茶と混ぜて晩御飯に
「え…抹茶をご飯と一緒に?」と思った方は多いのではないでしょうか?
実は、抹茶は塩っけある料理とも一緒に使うことができます。
代表的なのが、天ぷらなどで使う「抹茶塩」ですよね。
抹茶と塩を混ぜるだけで完成する、一番簡単な抹茶アレンジメニューです。
また、マヨネーズと混ぜたり、パスタのソースに混ぜることで、パセリの色味の役割をしてくれます。
入れすぎると抹茶の味が強くなりすぎてしまうので、ごはんと一緒に食べる時は彩り程度に。
いつもの飲み物に抹茶をプラスして新鮮な気持ちに
もともとのお抹茶は、お湯と一緒に混ぜて、泡だてて飲まれていました(泡立てることを「点てる」と言います)。
そんな本格お抹茶はすごく美味しいのですが、「道具がないと美味しく飲めないんじゃないか」と思われている人も多いのではないでしょうか?
そんな、抹茶を点てる道具がない人も、気軽に抹茶飲むこともできます。
- ミルクと合わせて抹茶ラテ
- 炭酸水と合わせて抹茶ソーダ
- お水とまぜて、グリーンウォーター
- コーヒーと合わせて抹茶カフェラテ
上に書いたのはほんの一部。
まだまだ組み合わせはたくさんあるので、冷蔵庫の中を見て、抹茶と合いそうなものを試してみてください。
ちなみに、これも先ほど書いたように、ダマになりやすいので、茶こしをしっかり使ったり、お湯で少し溶かしてから使ってみてくださいね!
抹茶を点てて飲むだけじゃない!いろんなアレンジがある抹茶の楽しみ方
「飲む」だけでなく「食べる」でも味わえる、抹茶の美味しさ。
様々なことに使える抹茶の広がりを、ぜひ体験してみてください。
今回紹介したレシピでおすすめの商品は「ほんのしるし」という京都宇治で育てられた、本格宇治抹茶です。
色味も鮮やかで、生地に練りこんでもみどり色が綺麗に映えます。
また茶道でも使われるような質のいい抹茶を使っているので、味も抜群。
えぐみも苦味も強すぎない抹茶です。
チャックタイプなので、使いやすさも◎。
どの抹茶を使おうか悩んでいる人は、ぜひ「ほんのしるし」を使ってみてください!
Illust: 月野子
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